メシアとは誰か その1 メシア登場までの経緯 神は人類を見捨てたのか?

人間の歴史をひもとくとき そこには 争い 戦争 飢え 飢饉 疫病 災厄 そして死の記録で満ちています。


人類は多くの飢饉に悩まされてきた。将来さらに大規模な飢饉が起きる可能性がある。

今からわずか76年前まで世界は第二次世界大戦の嵐が吹きまくっていました。

今日 戦争の脅威は去ったでしょうか。
全く逆です。

中国の拡大政策は世界にとって今や脅威になりつつあります。
北朝鮮は核を初め兵器を今までになく強力なものにしようとしています。
また中東情勢は流動的で危ういものです。
またロシアも機会があるならば勢力拡大を狙っています。

世界の警察と言われたアメリカは勢力が衰えており、ヨーロッパも同様の状況に陥っています。

世界はますます不安定になっています。

また戦争の武器も以前とは違いより強力になり、破壊力は格段に強くなっています。
その最たる武器である核兵器は世界中で1万4千近くあり、少しでも使われるなら取り返しのつかない破壊を人類にもたらします。

再び世界大戦が起きるならば人類存亡の危機に立たされるのは明らかです。


戦争ほど人類に災禍をもたらすものはない。今や人類は存亡の危機に立たされている。


宇宙を創造し、地球を整え、人類を造られた方がおられるなら、このような状況を見てどのように感じているでしょうか。
人間は見捨てられたのでしょうか。

もし神が行動されないとすればいつか人類は恐竜のように滅び地球から消え去ってしまうかもしれません。
神は行動されないのでしょうか。

その答えを考える前にどうしてこのような状況に陥ってしまったのか考察してみましょう。

聖書はその答えを簡潔に述べています。

神が人間を創造されたとき一つの掟を与えました。
しかし人間はその掟を守ることが出来ず神に背いてしまったのです。

それ以来人間は苦しみと悲しみの歴史を刻んできました。

その根本原因を聖書は次のように述べています。                          
「人はそれぞれ,自分の欲望に引かれて惑わされることにより,試されるのです。
次いで欲望は,はらんだときに,罪を産みます。そして罪は,遂げられたときに,死を生み出すのです。」
                   ヤコブ 1:14,15

「人々の間の衝突や対立の原因は何ですか。罪深い欲望ではないでしょうか。
欲しがりますが,得られません。欲を膨らませますが,容易に得られません。そのため憎しみを募らせ,対立し,衝突します。」
                    ヤコブ 4:1.2

そうです。欲望がその根本原因であることを示しています。

神は人類を見捨て新たな人類を創造することも出来ました。
しかし神はそうされませんでした。人類を見捨てず救うための手立てを考え打ち立てたのです。

まさに「神は愛である」と聖書は述べていますが、人類を救うことによってそのことが実証されようとしているのです。

ではどのように人類を救うのでしょうか。

その答えが人類が罪に陥った時、直ちに与えられました。

次の神の言葉に注目してください。

「そしてわたしは,お前と女との間,またお前の胤と女の胤との間に敵意を置く。彼はお前の頭を砕き,お前は彼のかかとにかみつくであろう」。
                     創世記 3:15

この言葉を解説すると
人類を惑わした「お前」つまり蛇であるサタンを打ち砕く「女の胤」つまり人類からメシア 救世主が現れることを神が約束されたのです。

ではこの「女の胤」つまりメシア 救世主はどのように明らかになっていくのでしょうか。
人類を救うためにどのようなことをしてくださるのでしょうか。
最終的に人類はどのようになりますか。

その答えは全て聖書に書き記されました。


美しい自然 神は守られるだろうか

ではメシア(救い主)はどのように表されていったのでしょうか
 




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