預言とは何か




預言を知る益

預言とは何かを考える前に次のような状況を考えてみましょう。

私たちが見ず知らずの土地に旅をする情景を思い浮かべて下さい。

もし地図がなければどう思いますか。
予定も立てていないならばどうでしょうか。

非常に不安になるのではないでしょうか。

逆に詳細な地図があり、行動の予定時間、宿泊地、交通手段、食事場所など予定が立てられているなら安心できるのではないでしょうか。
その上詳しい事情を知っているガイドがつくとすれば、本当に安心できます。

私たちの人生の歩みも同様だと言えないでしょうか。
将来はまさに未知の状況です。何が起こるか分かりません。

しかし将来を見通すことが出来れば心強いのではないでしょうか。

確かに予言は将来を見通す大きな力になります。

しかし一般に予言は信頼できないものです。
間違った地図を渡されているようなもので当てになりません。

しかし聖書の予言は異なっています。
確実に成就してきたのです。

その確かさを考えてみましょう。

預言とは何か

まず預言とは何でしょうか。

聖書によると2つの意味が含まれています。
一つは文字通り 「将来を予告すること」 です。
今ひとつは 「神から託された音信」 と言う意味で 預かる と言う文字が使われていることからも伺い知ることが出来ます。
そこには教え、導き、諭すための教訓などが含まれています。

ここでは主に 将来を予告する面 について考えてみたいと思います。

神は将来を予告することが出来るのでしょうか。

神は将来を予告する

確かに出来ることを次のように語っています。

「見よ、さきに預言した事は起った。わたしは新しい事を告げよう。その事が起らない前に、わたしはまず、あなたがたに知らせよう」。

       イザヤ 42:9
「 わたしは終りの事を初めから告げ、まだなされない事を昔から告げて言う、『わたしの計りごとは必ず成り、わが目的をことごとくなし遂げる』と。」  
     イザヤ 46:10

聖書はそのような預言で満ちあふれています。

有名なものとして 
  メシアに関する預言
  王国興亡に関する預言
  バビロンに関する預言
  エルサレムに関する預言
  終わりの日に関する預言

 などがあります。
そしてその預言は細かな点に至るまで成就してきたのです。

活躍した預言者たち

預言者として活躍した人として、
  エノク
  ノア
  アブラハム
  イサク
  ヤコブ
  ヨセフ
  モーセ
  ヨシュア
  サムエル
  ダビデ
  エリヤ
  エリシャ
  イザヤ
  エレミヤ
  エゼキエル
  ダニエル
  ヨハネ
  イエス

  などがおられます。

勿論イエスは最大の預言者と言えます。

神は預言者に 天使たちを通して語られたり、心に働きかけたり、幻で示したり、夢を見させたこともあります。
そのように様々な方法で預言者にメッセージを伝えました。


神は多くの預言者を用いて音信を伝えてきた。その一部が聖書として保存されている。

その全てが聖書に記されているわけではありません。聖書に載せられているのはそのごく一部のみです。

それでも多くの事柄を知ることが出来ます。

岐路に立たされる人類

私たちは今、人類史の上で非常に重大な岐路に立たされていることを知ることが出来ます。
私たちの前には 命と死 祝福と呪い 栄光と恥辱 救いと滅び 歓喜と悲嘆 愛と憎しみ 平和と闘争 この二つの選択が突きつけられています。

あなたはどちらを選びたいですか。

あなたの選択によって道は大きく分かれていくでしょう。



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